むちうちが治らないことはあるの?|尾張旭市のむちうち治療ならたいよう接骨院にご相談ください。

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Q

むちうちが治らないことはあるの?

質問 一番仲の良い友人から交通事故に遭ったという連絡を受けてから5ヶ月以上経ちました。
中学にときからの長い付き合いで、私が結婚する前には週に数回会っていた仲で、結婚してからも月に一度以上は飲みに行っていました。
彼はまだ独身で、むちうちになっていろいろ不便な想いをしていると思い事故に遭った当初はお見舞いにも行って食料なども届けていましたが、ここ最近は出張が続いていてしばらく連絡もしていませんでした。
ようやく仕事が落ち着いたので久しぶりに連絡して状態を確認すると、まだむちうちが良くならなくて痛みもあるとのことでした。
交通事故に遭ってむちうちが治らないようなことはあるのでしょうか?そもそもむちうちとはどのような病気で、痛み以外にどのような症状が出るのでしょうか?治療期間についても知りたいです。

yajirusi

A

むちうちが治らないこともあります

むちうちという言葉は、自動車事故などで追突されて、首が鞭のようにしなって受傷することから名付けられました。
むちうちの正式な傷病名は「外傷性頚部症候群」で、交通事故に遭った場合はその瞬間は痛みを感じず、翌日や数日後に痛みが出るケースが多いです。
むちうちは、レントゲンやMRIでは異常所見が見つからないのに、痛みなどの症状が続くのが特徴です。
主な症状としては首の痛み、肩こり、頭痛、上肢のしびれや痛みが挙げられますが、他にもめまい、嘔気、耳鳴り、動悸、全身倦怠感などの症状が出ることもあります。
むちうちの治療期間については、短いと1〜2週間程度で痛みがなくなったり軽減されたりしますが、一般的には1〜3ヶ月程度はかかります。
交通事故でむちうちになった人の約半数は1〜3ヶ月で治るというデータがあります。しかし、半数の人は3ヶ月しても完治することはありません。
むちうちの疫学調査において、むちうちによる明らかな日常生活障害は、受傷後1ヶ月後に約50%、3ヶ月後に約40%、6ヶ月後に約30%、1年後に約20%の割合で症状が残るという結果となっています。
つまり、むちうちになった人の20%の割合では症状が良くならないことを意味しています。
1年しても痛みなどの症状が続いている場合は、後遺症として症状が続く可能性が高くなります。割合にすると、10〜20%の患者で後遺症が残るとされています。
交通事故の被害者に後遺症が残った場合は自賠責保険に後遺障害を申請することになりますが、後遺障害に認定される可能性は約5.5%と数字はそれほど大きくありません。
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